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ドイツではKaltes Essen(カルテス エッセン)とよばれる食事を摂る文化があります。
直訳すると「冷たい食事」なのですが、
文字通り、火の通していない食事(ハムやチーズ、黒パン、ピクルスや果物など)のこと。


朝の早いドイツでは夜の食事も簡単に、ということで、なんと夕食にもこの食事を摂る家庭も多いとのこと。冷たい食事は胃にも優しいと言われているそうです。 ちなみに今週はお米が切れてしまい、本日我が家もカルテスエッセンにしてみました。普段は夕食になんて滅多にやらないのですが、

実際にやってみると。。。簡単!(笑)

なぜなら、切って盛るだけ。 (一応野菜スープもつけました。)


日本で、人気のママさんタレントさんが「夕ご飯♪」なんて感じでブログでアップしたら
炎上しそうな勢いの食事です(笑)。


ちなみにドイツのチーズやハムは本当に美味しく、種類も恐ろしく豊富。
日本だと高級デパ地下で見かけるようなものが手頃に日常的に買えるのです。
なので素材だけで美味しくいただけるのも嬉しいところ。


献立を考え、買い物をし、毎日家族のためにご飯を作ることは本当に大変なこと。
ドイツには「食事=愛情」も「手間をかける=愛情」もありません。
時々日本との違いに驚きますが、こうした手ヌキ料理を堂々と作れる環境は
「自分自身でかけている「いい母」呪縛」から解き放たれてホッとすることもあります。

皆さんもたまには息抜きにこんな食事もいかがでしょうか?