ドイツの低学年用テキストや参考書には絵がいっぱい!

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こちらは市販のドイツ語の問題集ですが、右の文章を読んで左の海賊の絵を仕上げるというもの。
例えば上から3番目「彼の『フック』は緑色です」という問いに対して、その通り色を塗る、
という読解の問題です。 そしてこれが3年生頃から「逆」になります。
つまり、自分で絵を描き、その絵について文章で描写をするというもの。

最近では、ピエロのイラストに自分の好きなように色を塗り、
そのピエロの様子(服は何色だとか、髪の毛は何色でどんなだ、とか)を文章で描写する宿題が長男アユのクラスで出され、手伝わされました。 そんな描写の練習が多いドイツ。


では大人のドイツ人は、というと、、、
やはり話の上手な人が多い!(もちろん人にもよりますが。。。)

 旅行の話やレストランの話など、日常の会話の描写が非常に具体的。聞いていて情景が思い浮かぶことが多いのです。
「旅行どうだった?」「うんヨカッタ!」
でヘタしたら終わってしまう日本人の会話(笑)に比べ圧倒的な描写力を感じます。

英語もそうですがドイツ語も日本語に直訳ってできないんですよね。
特に日本語特有の「なんかいいよね」「ざっくりいくねえ〜」といった抽象的な表現を伝えることは本当に難しく、日本語と欧米の言葉の作りの違いを日々実感しています。

日本人に英語が難しいのってこういった思考の違いもあるのかもしれません。

ちなみにドイツのテキストなどによく出てくるのは、海賊、ピエロ、騎士、魔女など。
欧米っぽい!(笑)

日本の勉強に比べ、全然固くないのがドイツ流のようです。